５月９日（金）、 サカイ産業株式会社さん に取材にお邪魔しました。(^^)
静岡県島田市にある創業１９１８年、設立１９５５年の老舗の会社さんです。
元々高機能繊維素材を取り扱い、最近では複合材事業を展開されています。(^^)v


対応して下さったのは、複合材事業部の竹田雅紀さん（写真）と小澤信彦さん。
竹田さん、小澤さん、今日はよろしくお願いします！(^^)


これらが展示物の数々なんですね！品数が沢山ありますねぇ！(ﾟ△ﾟ；)

「元々は織る・編むといった織物屋からスタートして現在は複合材料も
　手掛けています。こちらの黒い布が炭素繊維で織られた物です。（写真左）
　色の違うものは 高機能繊維 という優れた特性をもつ繊維です」（竹田さん、小澤さん）

バイオリン（写真中）にどうしても目が行きますネ！　(^^;

「バイオリンは『中空構造でかつ一体で何かを作る』ということで作ってみました。
　プラモデルの様に貼り合わせてあるのではなく、繊維が全部つながって一体で
　作ってあるので、非常に軽くて丈夫です。落しても簡単には割れません」（竹田さん）


写真：ＣＦＲＰハニカム（蜂の巣）サンドイッチパネル構造品のサンプル

「この構造品は、非常に軽量で高剛性なので航空宇宙・一般産業分野で沢山
　使われています。金属とは違い、曲面をキレイに出しながら成形できるのが
　ＣＦＲＰの大きな特徴の１つです」（竹田さん）

ＣＦＲＰはこのサンプル品のどこに使われているのでしょうか？　(^^;
※ＣＦＲＰ：炭素繊維強化樹脂（Carbon Fiber Reinforced Plastics）

「サンドイッチという言葉から連想されます通り、表側と裏側がＣＦＲＰに
　なっていて、中の銀色のものがアルミのハニカムになります。
　ハニカム構造品は人工衛星などに使われています」（竹田さん）


写真左：アラミド繊維のロープ
写真右：幅が５ｍｍから４ｍまでの製品ラインナップがあります。

同じ繊維でも色々あるのですね・・・！　(^^;

「そうです。炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などです。
　また繊維の種類だけでなく、編み方・織り方も無数にあります。
　成形法もオートクレーブ成形法だけでなく、シートワインディング成形法、
　引き抜き成形法など、弊社では様々な成形ができます」（竹田さん）

お客様にとっては「色々な組合せが選択できる」ということですね。(^^)

「織物だけをする会社、成形（しかも成形法は特定の物）だけをする会社がありますが、
　弊社は素材から成形まで一貫生産出来ます。弊社は成形法も複数種類あり、
　大小様々な形のものを作ります（写真中、右）」（竹田さん）

それが貴社の大きな特徴なんですね！　(^^)

「そうです。だからお客様の予算やご要望に合わせて、様々な組み合わせの中から、
　簡易的に作るのならコレ、機能を重視するならコレと言った様に、幅広い
　提案が可能なのです」（竹田さん）


写真左：「あ～、このパックマンにはご覧の通り目がないです」
写真中：「目の位置を決めなくてはならないのですが・・・」
写真右：「どこがいいと思いますか？」　　　と、話をする小澤さん　← うそです。(^^;

これは複合材事業部の皆さんで、製品について検討している様子です。
この様にお客様への最適な提案は何かをよく検討されているそうです。

「ＦＲＰ（繊維強化樹脂）は、軽くて強い素材ということで浸透して来ていますが、
　実現するのにどこに頼んでいいか分らないお客様が多いのではないかと思います。
　そんな時は弊社にご相談頂きたいです。
　私たちは素材の選定から成形まで、最適なご提案を致します」（竹田さん）

お客様の要望を聞きながら、形にしていくのが得意なサカイ産業さんです。(^^)


竹田さんと共に。「展示会、頑張るゾ！」(^^)


「軽くて強い素材でこんなものが出来ないか？」
そんな疑問・課題をお持ちの方は、是非、サカイ産業さんのブースへお越し下さい！(^o^)/

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