壊れた歯車を再生し製造ラインの復活を。歯車再生の金子歯車工業(株)

3月19日(木)、本日3社目の訪問は、
富士市厚原にある金子歯車工業株式会社さんです。

昨年に引き続き今年も出展しますが、どの様なテーマで臨みますか?

「やはり今回も壊れた歯車の再生(リプロダクト)で行きます。
 前回の展示会でも、また他の展示会でもこのニーズは多いと感じています。
 弊社は図面がなくても歯車を再生することが出来ますから」(金子佳久専務取締役)

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写真:展示会に手応えを感じている金子専務。こちらのインタビューにも慣れておられます。(^^)

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写真:この様に梱包された形で壊れた歯車が金子歯車工業に送られてくる。

「一般産業向けの製造ラインが歯車が壊れたために止まっていることがよくあります。
 高度成長期の製造ラインが古くなってきているのですね。歯車を生産する他の会社では、
 こんなサービスは、手間が掛るのであまりやられていないのが現状です」(金子専務)

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写真:クラッシックカー(ロータス・ヨーロッパ)の歯車部品「シンクロ」
   ミッションの伝達を伝える役割をするギア。

壊れた歯車の再生サービスは、製造ラインだけが対象ではないのですよね?

「そうです。これなどはロータス・ヨーロッパの部品の1部ですが、クラッシックカーの
 部品を専門に扱うショップから『これと同じ物を作って欲しい』という依頼もあります。
 この部品はもう生産していないし、中古品を探すのも限界があるのでしょうね。在庫を
 持っておきたいという願望もあるのかも知れません」(金子専務)

貴社にとっては思わぬ展開と言ったところでしょうか。

「有り難いことに、この種類の依頼が最近増えつつあります。『レースに間に合わせたいので、
 何としても動かして欲しい』という依頼も過去にありました」(金子専務)

ロータス・ヨーロッパと言えば、「サーキットの狼」ですね。懐かしい~! (*^o^*)

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左:スパイラルベベルギアのサンプル
右:航空宇宙部品の歯車群

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左:5軸の複合加工機。これと3次元測定器を使った「ダイレクトミーリング」も特徴の1つ。
中:歯車を製造して行く過程。センタリング作業をしている。
右:軸からの距離が一定であることを確かめる。100分の1㎜の精度で測定する。
  左側にホブと呼ばれる歯車を削る刃物が写っている。

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写真:展示会、頑張るゾ!のポーズ。左が金子専務、右が私小吹。

製造ラインが歯車が壊れたために動かないのであれば、是非、金子歯車工業に
ご相談ください。まずは展示会でブースに足をお運びくださいネ!(^o^)/

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