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短納期で勝負!アルミダイカスト金型用冷却パイプセットのエーユー
4月16日(水)、今日は東部方面の取材に行って参りました。まずはその1社目の 株式会社 エーユーさん です!(^^)
裾野市にある会社で、アルミダイカスト金型のための冷却パイプセットを製作しています。

対応して下さったのは、写真中央の青木賢吾社長と、写真右の大木秀之営業課長。写真左は小吹。
アルミダイカスト金型の冷却パイプ って、どんなものですか?

「こういうものです。アルミダイカストの金型を部分的に冷却するものです。
1つ1つ長さが違い、パイプに番号がついているんです」(大木さん)
うわー、ごちゃごちゃと沢山付いているのですね。しかも1つ1つ違うのですね! (^^;;



左:今回展示する「アルミダイカスト金型用冷却パイプ」たちです。それぞれ入口と出口があります。
中:パイプセットを丁寧に並べる青木社長です。お人柄が偲ばれます。(^^)
右:各パイプはこれらの「工程カード」で管理されています。
エーユーさんの一番の特徴はどんなところですか?
「短納期で作るところです。システムに登録してある標準品は2日で作ります。1日600件くらいの
オーダーをこなしていきます。そのために工程の進捗管理にバーコード使ったシステムがあります」
(青木社長)
苦労されている点はどんなところですか?
「1日に何百件という本数を間違いなく作っていくところですね。1本1本の寸法が全部違うものを
小ロットかつ特急で作りますから煩雑です。コンピュータの管理は不可欠ですね」(青木社長)


刻印をしたパイプ(写真左)。
「パイプを入れる場所を刻印してお客様に分かる様にしています」(大木さん、写真右)
他社さんと比べて違うところは?
「やはり短納期ですね。この製品で言いますと他社さんでは2週間近くかかっていますが、
弊社では本数に関わらず、約1週間で作っています」(大木さん)
他社さんの約半分の納期ですね。
お客様が納期を急ぐ背景には何があるのでしょう? (゚△゚;)??
「金型自体の納期の問題ですね。あと設計変更になり追加で1本欲しいとか、仕様変更で長さが
変わったのでこの1本だけ長さを変えたいとか」(大木さん)
「大きな金型の設計から始まって、冷却パイプは一番最後の組み付けなので、手配も最後になるのです。
それでも短納期で収めなくてはならない背景があります。また最後の段階に来て水漏れなどの問題が
発生して至急1本欲しいとか、そういうことがあるのです」(青木社長)
金型メーカーさんにとっては、工程的に一番最後になっちゃうんですね、なるほどー。(^^;;
でも金型メーカーさんにとってはホント助かるサービスをやられているワケですね。
ところで大木さん、今までで一番超特急だった事例は?
「パイプを1本紛失したという連絡が前日の夜にあり、大急ぎで作って翌日の午後に新幹線で届けた
ということがありましたね」(大木さん)



この写真で手前にある板状のものが「バッフル板」です。これらも展示されます。
「プラスチック金型の場合、比較的温度が低いのでバッフル板が使われます」(青木社長)
このバッフル板も色々な種類があるのですね・・・!(^^;
「そうです。この様に長さや細さが材質が異なるものが沢山あります」(青木社長)
ところで、青木社長は意外な側面もありまして・・・
実は青木社長は、絵本作家でもあるのです! (゚△゚;)な、なんと!


これらは、青木社長の作品の1部です。 (゚△゚;)うわー、す、すごいですね!
「リキテックスというアクリルの絵の具を使って描いているんですよ」(青木社長)



絵本の説明をする青木社長。まるで自分の子供の話をするように優しい表情です。
きっと青木さんは、故やなせたかしさんの様に心の優しい人なのですね・・・!(#^^#)
「これは私が作った絵本です。自分の結婚式の引き出物としてプレゼントしました(照)」(青木社長)
へぇ~、すごーい!絵本まで作っちゃうのですかぁ。 (゚△゚;)
「今はね、保育園でクリスマスの時などに仲間と10人くらいで人形劇をしています(笑)」
(青木社長)

青木社長、大木さんとともに。「展示会、頑張るゾ!!」 (^^)
全国の金型製造メーカーの皆さん、 冷却パイプ で困ったらココ!(株)エーユーさんですよ!! (^o^)/
金型を使用しているユーザーさんも、万が一冷却パイプに不具合が発生した時には
是非(株)エーユーさんにお尋ねください!
短納期だから何とかしてくれるはずです。『時は金なり』ですよ~。
(株)エーユーさんは、まさに困ったときに頼りになる存在ですネ! (^^)
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