ロボット溶接で高品質マフラーの量産を。(株)榛葉鉄工所の取り組み
4月14日(月)、掛川に本社のある 株式会社 榛葉鉄工所さん に取材に行って参りました。
榛葉鉄工所さんと言えば、バイクのマフラーで有名です。

1972年にKAWASAKIのZ2(ゼッツー)が販売されましたが、
そのマフラーを作ったのも榛葉鉄工所さんなのです。(>_<)/

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これが、ファン垂涎のゼッツーマフラーだ!(どうだ、参ったか!笑)

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対応してくださったのは、技術営業部技術課の渡辺さん(左)と、同じく営業課の守谷さん(右)。
2013年に引き続き、2年連続の出展です。今年もお世話になります。m(_ _)m

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まずは、この マフラー 。曲線が・・・なんとも言えない形です! (#^o^#)
まるで魚の様ですね。

「そう、私はコレをクジラと呼んでいます(笑)」(守谷さん)

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「外観的には7つの部品で構成されています。内部は排気の設計がされています。
 デザインと機能の両面の設計をします」(渡辺さん)

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こちらは、また複雑な曲線のマフラーですねぇ・・・! (^^;

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「これは弊社の自信作ですね。ただの1品ならば、海外でも作れると思うンですよ。
 でも、これと同じ品質のものを1万本作れと言われたら、どうでしょうか?」(守谷さん)

い、一万本ですか・・・!?  (゚△゚;)え!?

「さすがに1万本は作れないですよね。でも、弊社は出来るんです」(守谷さん)

その秘密は工場にある、とのことですので、今回は特別に工場見学をさせて頂くことに・・。(^^;

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ロボットが溶接をしています(左)。一部、人手を介します(中)が、ロボットの溶接機がズラリ(右)。

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製造の工程ごとに、溶接が流れ作業で行われています。

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こちらはプレス機群。3人一組で黙々と作業する従業員もいらっしゃいました。かなりの音です。(^^;
両手でスイッチを押したり、センサーがあったり、安全面も万全です。(^^)

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女性従業員も作業中は真剣そのもの。カメラを向けるとにっこり微笑んでくれました。(#^^#)

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こうして沢山の製品が量産されていくのです。

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工場を出て、再び展示室へ。こちらにはパラリンピックの競技にもなったハンドバイクがあります。
チタンのフレームに溶接技術が駆使されています。
チタンの次にくる素材は、燃えないマグネシム・・・・かも?

「渡辺に自転車のフレームを発注したんですけど、全然出来上がってこないンですよ」(守谷さん)
「いや、入金がされないと・・・(笑)」(渡辺さん)

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「今度の展示会、がんばるゾ!」「是非、ブースにいらしてくださいね!」 (^o^)


今回は工場内を見学するという、貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございます!
お二人にはいつもの見慣れた光景なのでしょうが、私にとっては大変新鮮でした。

ぜひ、榛葉鉄工所さんの美しいマフラー、溶接技術を見にいらしてくださいね! (^o^)/

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