レーザー加工の「技のデパート」。有限会社岩倉溶接工業所の職人技。
大相撲で舞の海という力士を覚えていますか?
身体は小さいですが大きな力士を相手に、多彩な技で勝負した力士です。
彼は「技のデパート」と呼ばれていましたね。
島田市にある有限会社岩倉溶接工業所さんは、まさにレーザー加工の「技のデパート」。
今回は、その一端をご紹介します。
一口に「レーザー加工」と言っても、切断・マーキング・溶接の3種類があるのです。
「弊社の特徴は、最新のレーザー加工技術と、アルゴン溶接に代表される
職人の技の融合ですね」
と語る、岩倉義典専務取締役(写真)。
左:レーザー加工機(切断)の概観。
右:制御板。海外輸出向けが多いため、表記は英語。
左:レーザーを照射し、ステンレスの板を切っているところ。
右:出来上がり。型はプラモデルの様に手で外すことができる。
左:こんな星型でも、レーザーで切断できる。これは1.5cmくらいの厚さ。
右:アクリル板もレーザーで切断すると、断面が白濁しない。
紙や布、植物や野菜だって、レーザーで切ることが出来るそうです! (゚△゚;)なに?
「実際に、こちらが驚くような素材のカットのご依頼を頂くのですよね」(岩倉専務)
左:これはレーザーでマーキングしたもの。
右:こんな蝶のストラップだって、お手の物。
「ステンレスだけでなく、マグネシウムやチタンなどの軽量化素材、
最近ではインコネルなど、色々な金属に対応しています」
「ISO9001の他に、JISQ9100(航空機関連の品質保証)も
取得しました」(岩倉専務)
これは「カラーマーキング」。有限会社岩倉溶接工業所の独自技術です。
「塗料やインクを使用しないから、はがれなどの異物混入が避けられます。
医療機器などシビアな現場に有効です」(岩倉専務)
左:アルゴン溶接で作成した、ステンレス製バイオリン。
右:同じく、航空機MRJを模したもの。本物そっくりで、ビックリです!
「こういう手作業による職人技も弊社の宝です。
先のレーザー加工機でも、同じ条件を機械に指定しているのに、
人により仕上がりが違ったりするのです」(岩倉専務)
左:翼の付き方について説明する岩倉専務。「実は、胴体に直接付いているワケではないのです」
右:すっかり打ち解け、ポーズを取って頂きました。(笑)
あなたも「技のデパート」岩倉溶接工業所のブースに足を運んではいかがですか??
きっと飽きさせない技が見つかりますよ!!(^o^)/
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