ワイヤー放電加工と形彫放電加工。(株)ブローチ研削工業所の精密さ

ゴールデンウィークの狭間の5月1日(木)、(株)ブローチ研削工業所の取材にお邪魔しました。

浜松市東区にある、ワイヤー放電や形彫放電を使った精密金属加工を行っている会社です。



さて、突然ですが、ここで問題です。  チャラン!   チッチッチッチッチッ・・・



まず、こちらの写真をご覧ください。



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直径4cmの球に穴が6つ空いていて、中にサイコロが入っているのが見えます。

このサイコロは、穴よりも大きいために、穴から外に出すことは出来ません。 (゚△゚;)え?

では、このサイコロは一体どうやって球の中に入れたのでしょうか??



次の3つからお選びください。



1.実は球が2つに割れていて、サイコロを入れた後に張り合わせた。

2.実はサイコロがさらに4つに分かれていて、球に入れた後に組み立てた。

3.実は上記1.2.のどちらでもない。



さぁ~、みんなで考えよ~~! (^o^)/



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ヒントは、6つの穴があるということです。 ・・・・・考えましたか?? ( ̄ー ̄)ニヤリッ



正解は・・・・    3.の「実は上記1.2.のどちらでもない」 でした~~!!!



えぇ~!? でもどうやって入れたか気になりますよねー。



実は後から入れたのではなく、鋼球の中身を加工して製作したのです。 (゚△゚;)す、すごい!?



どうやらそこに、
ブローチ研削工業所さん
の形彫(かたぼり)放電加工技術が使われたそうです。

詳しいことは当日、ブローチ研削工業所さんのブースに足を運んで、直接聞いてくださいね! (^^)



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写真右側が専務取締役の小粥隆太郎(おがい りゅうたろう)さん。左は私小吹。

小粥さんは展示会のブースに立たれます。

私の手のひらに乗っているサンプル『球体の中から出せないサイコロ』も展示されるそうですよ!



おや!? 小粥さんが手にしている棒も気になりますよね??  (゚△゚;)ナンダロウ?



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「これはワイヤー放電加工機で切り出した長さ600mmの上下異形状のサンプルです」(小粥さん)



確かに上下で形が違いますね。600mmとは、ずいぶん長い棒ではないですか??



「そうです。
ワイヤー放電加工
では高さ方向の加工範囲は通常300mm程度ですが、

 当社では高さ600mm迄加工可能な大型機が2台あります」(小粥さん)



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「これらがZ=600のワイヤー放電加工機です。真鍮のワイヤーは1回の切断で使えなくなるので、

 リール状になったものがどんどん引き込まれて使われるのです」(小粥さん)



「ワイヤーと金属は接しておらず、金属を溶かして加工するのです。

 嵌め合わせサンプルも展示しますが、0~0.01mmの公差に対応しています」(小粥さん)



ワイヤー放電加工機の前で、小粥さんは初心者の私たちに熱心に解説して下さいました。(^^)

小粥さん、形彫放電加工機も見せて頂きたいのですが・・・!



「いいですよ、こちらへどうぞ・・・」(小粥さん)



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左:形彫放電加工機。難形状の加工が出来ます。

右:右側が形彫放電加工のスペシャリストの中澤さん。この道30年のベテランです。(^^)



「この人が先ほどの『球体の中から出せないサイコロ』を設計・製作した人です」(小粥さん)



えぇっ!そうなんですか!? いや~、中澤さん、お会いできて光栄です!(#^^#)



「弊社ではワイヤー放電加工機が27台、形彫放電加工機が14台の合計41台があります。

 ここまで台数があるのは静岡県では弊社くらいではないでしょうか。短納期と多数個の対応が

 この台数があればこそ可能になる
のです。加工機はシャルミーや三菱電機製が多いです」(小粥さん)



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左:展示会がんばるゾ!のポーズ(笑)。右が専務取締役の小粥さん。

右:出展予定の、ミクロン台の精度のギアの測定器やゲージ。一見の価値あり! (^^)d



『球体の中から出せないサイコロ』以外にも、ワイヤーカットや放電加工のサンプルを

数点出展してくれるそうです。これは見るのが楽しみになってきましたね!(^^)





是非、あなたも静岡県ブース、ブローチ研削工業所へ足をお運びくださいネ!! (^o^)/~



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